沖田浩之＠しあはせな話

ヒロくんに関する書籍と言うと、彼自身が書いた著書もあるけれど
ちょっと思うところがあるため、そちらの紹介は後日に。

しあはせな話　　宇野千代　著
中央公論新社　　１９９５年１月発行

 

この本のことはヒロくんの専用掲示板で知った。（私も書き込んでいる）
そこに本文が掲載されていたけれど、改めて図書館で借りて読んでみた。
『友君と沖田浩之』というタイトルのエッセイだ。

宇野女史が生前、萩原朔太郎氏と親交があり、その曾孫にあたる友君と
会ったときのエピソードが書かれてあり、その友君と対比する形で
「沖田浩之」　の名前が出てくる。女史は山本陽子さんとも親しくしており
彼女から「新しい友達を紹介する」とヒロくんを紹介されたのだと言う。

女史が受けたヒロくんの好印象さや、その後放映された『二度目のさよなら』
という二人が共演した単発ドラマの感想などが述べられている。
短く、淡々とした文章ながらも、沖田浩之という男性の人となりが的確に
述べられており、読んで良かったと素直に思えるエッセイだった。