『3年B組 金八先生』 第2シリーズ
#5・6 「腐ったミカンの方程式」 80年10月31日・11月7日放送
脚本: 小山内美江子
演出: 竹之下寛次
出演: 武田鉄也 名取裕子 赤木春江
沖田浩之 直江喜一 川上麻衣子 他
第2シリーズを代表する回だよね、これ。ついに(?!)加藤優が登場する。
おかげで、これから悟さんもグングン目立ってくる訳だ(喜)
が、今回はとりあえずスポットライトは優に。 ま、仕方ない。
それにしても、3Bの生徒達は本当に子供だなぁ(笑)
登校シーンを見ていると、非行だとか暴力だとか全く無縁のものにしか見えない。
そんな桜中学に加藤優が転入してくる。それが荒谷2中の番長らしいということで
3Bの生徒達は気もそぞろ。そして一番意識しているのは勿論悟さん
自己紹介の後、自分の席に進む優に足を掛け、転ばせる。
それがキッカケでとんでもない乱闘事件に発展するのだけど
『ちょっとからかってやろう』気分だった悟さんは優の暴れぶりに驚きを隠せない。
ちょっとビビってる?みたいな表情がとっても可愛い
優に殴られ鼻血を出す悟さんにもクラクラだ(何ぃ?)
この先は金八さんが優の信頼を得るまでが、とても丁寧に描かれている。
悟さんも(勿論、英樹も)出てこないけど、何度見ても面白い。
優との乱闘の次の日、金八さんが迎えに来るけど
ベッドの上でムクれている(笑)悟さん。赤いTシャツをパジャマにINしてる
この回は白いパジャマなのね。
幼馴染の八重子まで迎えに来て、しぶしぶ出かける悟さん。
学ランの袖をひじまで折っているのだけど、英樹のそれとはまた違ってカッコいい
仕切りなおして優を新しいクラスメートとして迎え入れる3B。
恒例の「朝の合唱」は優のリクエストで『Y・M・C・A』
楽しそうに歌って踊る(特に英樹がカ・ワ・イ・イ)3Bの面々を前に
居心地悪そうしている優。それを腕組みして見つめる(?!)悟さん。
その冷ややかな眼差しがもう
「親の離婚・再婚くらいで何よ」と八重子に言われて怒った表情とか
その時の体操着姿に見られる胸板の厚さだとか、もう本当にごっつあんですm( _ _ )m だ。
悟さんは関係ないけれど、
金八さんが校長や教頭と加藤優のこれからの処遇について話し合うシーンで
「僕も自信はありません。それでも最後までやらせてください」と涙ながらに
訴える金八さんには何度見ても涙が堪えられない。
いい話だなぁ、やっぱ。
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