昨日は友人宅にて泊りがけの飲み会があった。
いやー、兆しぶりに吐くまで飲んだよ ←
『AIDSを生きる ―真実の日々―』 1994年 57分 あすなろ映画
監督:山口 巧 脚本:高際和雄
出演:沖田浩之 新田昌玄 斉藤美和 他
このビデオをちょうど去年の今頃、手に入れたのだけど、いろいろな意味で辛くて仕方がなかったから
1度しか見ることができず、そしてレビューも上手くまとめることが出来なかった。
でも、この作品は『役者・沖田浩之』として完成度が高いものじゃないかと思うので
もう一度きちんと見て紹介しようと思い、再チャレ。
広告代理店に勤務し、上役の姪っ子とも結婚が決まったエリート街道まっしぐらの青年・裕二。
順風満帆そうな彼の人生は、友人に付き添って軽い気持で受けたAIDS検査の結果が
陽性だったことから180度変わってしまうのである。
『文部省選定』の映画のため、少々堅苦しい感があったり
演出的に不自然(というかなんというか…)な感があったりするのは否めないけれど
HIVキャリアとなってしまった青年の失意や葛藤・奮闘をヒロくんは迫真の演技で表現している。
如何せん、婚約者の女の子の演技がヘタクソなこと×2…ふるふる
ヒロくんがグッジョブなだけに本当に勿体無いなぁ
特に社内からの対応へ怒りをぶちまけるシーンとか
自己記録のためにビデオカメラに向って心境を吐露するシーンなど。
心から主人公が痛ましく思える。
でも後者(ビデオのシーン)に関しては、『役者・沖田浩之』ではなく
『故・沖田浩之』に対する私の思いからこみ上げる部分が多いかも。
「(キャリアだと判ってから)死ぬことを考えてきたけれど、もう逃げ出したくない」
などと清々しい表情で言われると、台詞であったとしても心中穏やかではいられず複雑な気持になる。
不毛だとは判っていても「何でもうちょっと頑張ってくれなかったのか」と涙が止まらなくなるのだ。
そしてツボもある(爆)
約束にかなり遅れて婚約者へ電話で謝るヒロくん。
「反省!!」
と次郎くんの真似 超可愛い
「とは結婚しないわよ」などと言われていたが、私ならでもOKだ。
それから海外のお客さんを接待するためカラオケに行くヒロくん。
ほんのちょっとだけど、誘われて一緒に『聖者の行進』を歌っている。
歌声まで聴けるなんて、嗚呼(感涙)
ビデオのパッケージに入っていたチラシ。
裏の文字が透けた状態でスキャンしてしまった・・・。
すんませんm( _ _ )m
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